■とにかく仕事は丁寧に
“丁寧な仕事”をすることが、昔から変わらない私のポリシーであり、プライドでもあります。100人中99人がいいと言っても、自分が納得いくまでは作業を続ける。それくらい出来上がりにはこだわっていきたいですね。特に、壁を塗る時は真剣勝負。コテでテクスチャー(コテ跡の文様)を作っていく作業はやり直しがきかず、失敗が許されません。だから、「一コテ入魂」とでも言いましょうか、精神統一して取りかかるようにしています。
■自然のものには、なるべく手を加えない
石の乱貼りでアプローチを作る場合でも、作業にかかる前に、時間をかけて、じっくりと石同士の組み合わせ方を考えます。当たり前ですが、天然石はみな形が違いますので、きれいに並べるのはパズルを組むよりもはるかに難しい(笑)。石を削ってしまえば簡単なのですが、天然ものは、何も手を加えない状態が一番美しいんです。だから、加工は最小限にとどめ、素材自体の形を活かしていきたいと考えています。
職人は、頑固で愛想が悪いというイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、幸泉の人間はそんなことはありません(笑)。何でもドンドン聞いてください。私たちにとっても、オーナー様とお話できるのは、大きな楽しみなのです。
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