先日、開催されたセミナー

そのタイトルが

『どうなる！2020年のエクステリア産業？』

その内容はというと

今の、業界の動向や、

これから5年先、10年先の予測など

ある程度予想はしていたものの

｢やっぱりそうかー｣　｢ナルホド｣

というものでした。

これから少子高齢社会になっていくのですが、

自分たちが、今やっている方向性や考えは、間違ってない

ということもわかり

大変、貴重なお話でした。

業界全体でなんとかしないといけないと、切実に思うのが

職人さんが減るということ。

幸泉の職人さんは、職人さんとしても若い30代～40代前半もいますが、

それでも、20代から修行をつんできた人たちです。

今、20代の人で、職人さんをめざす若者が、あまりいません。
どんどん職人さんが高齢化しています。

でも、幸泉では、こんなこともあります。

数年前に、あるお客さんの工事をした時に

隣に住んでた、ご主人が、

｢今は、工場で働いているけれど、昔から職人になりたくて、どうしてもあきらめきれない｣

｢家族もあるので、やるんなら今しかない｣

というガッツあふれる30代前半の若者が幸泉に面接に来ました。

何度かやりとりをし、周囲の協力が得られた、半年後に

幸泉で働くことになり

1年前に独立して、今、一人で立派に仕事をしている職人さんもいます。

実は、先代社長である会長は、造園技能検定試験の検定員として40年間

三重県の造園業の後継者の育成に携わってきました。

70才を過ぎ、検定員を引退することになった今年

以前、幸泉で、修行をしていた職人さんが、

幸泉でまた、いっしょに働くことになり

技能検定の検定員も、その職人さんが、続けてくれることに。

嬉しいことです。

私は、20代の頃から、職人さんといっしょに仕事をしてきました。

自分の腕ひとつで、仕事をして、その技術がお金になる

｢職人さんは、すごい｣という思いがあります。

いずれにせよ職人さんなしでは、成り立たないこの業界。

次の世代に技術をつなげていきたい。


職人さんになりたいと思える場を

つくっていきたいと思います。
 
 
 

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